2016年1月22日金曜日

今日のチーズ:スティルトン

 2016年、はやくも1ヶ月が過ぎようとしています。
このわずかな期間で、さまざまなニュースが世間を騒がせましたが、やはり1番の衝撃は……デヴィッド・ボウイが、また別の星に旅立ってしまったこと。

今日は、空からデヴィッド・ボウイが落ちてきた国・イギリスの青カビチーズ、スティルトンを味わいます。



黄色い生地に青カビが入った、スティルトン。フランスのロックフォール、イタリアのゴルゴンゾーラに並び、世界3大ブルーチーズとも称されます。ちなみに青カビを入れないものはホワイトスティルトンと呼ばれ、デザートチーズなどに使われたりします。
このスティルトンは、エリザベス女王もお気に入りなんだとかー!


こちらはかわいい陶器のポットに入ったスティルトン。チーズの乾燥を防ぐため、蝋で蓋がしてあります。


外すとこんな感じ。

スティルトンにはおもしろい逸話もあり、寝る前に食べるとOddな夢を見るとかなんとか。実際試してみましたけど、よくわかりませんでした(笑)
数年前イギリスに行ったとき、現地のチーズ屋さんで1kgどかーんとお土産に買ったのですが、当然のことながら関税がかからないので、値段の違いにびっくりした思い出が。

さてさて、肝心のお味ですが……チェダーが誕生したイギリスのチーズらしく、チェダリング工程による酸味がさわやか。そしてミルクと脂肪のコクがまったり。さらに青カビのピリっとした辛み。口のなかでいろんな風味が楽しめるおいしい青カビチーズです。
あま〜いポートワインと合わせると、スーパーしあわせになれますよ♪

Bowieさんも、スティルトン好きだったのかな〜……なんて思いつつ。
彼の地球での偉業を楽しみつつ、次の星でのご武運をお祈りします。

◆イギリスのDOPチーズ:Stilton

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